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五月の水

五月の光のなか 出会った人は遥か

緩やかに蛇行する この街の水の流れに似ている。

新緑の風 光と匂いと感覚

記憶というものは、いつも平等に呟く

静かに音を奏でてくれる。

存在ということ

源詠はひとりひとりの泉にあることを

太陽が太陽が降りそそぐ季節に思い出そうとして。